神様からの「恐れるな」
去年に続いて今年もSLIMに参加できたことは、恵であり、勉強や就活のことを全て委ね、神様だけと対面する貴重な機会でした。美味しいご飯が備えられ、体も心も満たされ、神様の御言葉を受けるのに最善なコンディションで先生たちのメッセージを聞き、スモールグループで学ぶことができました。そして何よりも、受けた恵を周りの人たちにも知ってほしいという願いがより強くなりました。
最後の晩に、青年たちと証会をする機会も与えられ、神様はみんなにそれぞれの道、賜物や計画を与えられていることを実感しました。世界中で日本人の兄弟姉妹たちが仕事場や家族との生活の中で、神様を中心に頑張っている話を沢山聞いて勇気付けられました。スモールグループでは、文化の違いや年齢の差などを気にせず正直に疑問を述べたり、共に聖書を開き、話し合うことで、言葉にも表せないほどの喜び、平安と祝福に恵まれました。「神様の理想の人間関係ってこういうことなんだ」と思えるような体験でした。
特に印象に残ったのは安藤先生のお話でした。ルカによる福音書5章で、シモン・ペテロが釣りに行ったものの、何も取れず、失望している時にイエス様が声をかけるお話です。イエスがペテロに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言います。安藤先生は、ペテロがイエス様の言葉を聞いた時、自分の漁師としてのプライドがあり、「自分はプロなんだけど。。。」という気持ちではなかっただろうか、と説明されました。
それを聞いて、初めて福音の話を聞いた時の自分とペテロの姿が重なりました。人生のプロだったかのように、「今までこういう価値観で生きて来たんだ、余計なお世話だ」という意地を張っていたのを覚えています。そして、古い自分が未だに聖霊様の声を無視し、自分の生き方で生きようとする自分がいます。聖霊様を無視し、自分の声に従い、失敗し、落ち込み、神様に話すのが恐くなりますが、イエス様はペテロに「恐れるな」と言ってくれたことを安藤先生は強調してくれました。神様の愛と哀れみの深さを表した言葉です。今も神様を無視し、自分のやり方で問題を解決しようとしたり、困難を乗り越えようとすることがありますが、その言葉を思い出すことで、悔い改め、再び神様の元へ導かれます。
この感想文には納められないほどの恵がたくさんありましたが、機会があれば是非またSLIMに参加させていただきたいと思います。SLIMの運営に携わった方々、そしてSLIM参加者やスタッフのために祈られた方々に改めて感謝いたします。本当に素晴らしい時間をありがとうございました!