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見た景色や空気感が迫ってくる

今回のSLIM19イスラエルツアーに参加するにあたり、SLIMのヴィジョンに賛同し、「聖書の舞台であるイスラエル」に行ってみたいという思いはあるものの、ツア−日数やすべてを含む費用など、正直に言えば迷いがありました。しかし、神様と個人的な祈りが続き、日が近づくにつれ、聖書的に言えば「空の器を差し出す自分」へと自然に変えられていきました。

気心の知れたミラノ(地域教会)のメンバ−と一緒に、初めてのイスラエルに行けたことも素晴らしいことだと思っています。イエス・キリストが歩まれた地を訪れ、その地形や景色、空気を体験しながら各要所でガイドがあり、共に聖書を開き、内村先生が、御言葉から説教をしてくださり、じっくりと、その御言葉に応答する時間や祈る時間、また自然と促されて共に賛美を捧げる時間があり、旅のツア−も流れが考えられ、組んでくださっている中でも、型にはまらず、自由な雰囲気で進んでいきました。ヨ−ロッパチ−ムのメンバ−は個性豊かでしたが、まとまりやすい一体感があったように思います。聖書に書かれている場所を実際に訪れたことで得るものは大きく、ただ一度の体験でも、イスラエルから戻り聖書を開くとき、御言葉と一緒に、見た景色や空気感が迫ってくるようになったのは大きな変化です。

このイスラエルツア−で受けたもう一つ恵みは、日本、アジア、ヨ−ロッパからの参加者合同のカンファレンスでの恵みです。聖書は元々ユダヤ人に向けて書かれた本で、教会の始まりはユダヤ人信者達から始まった歴史がありますが、このカンファレンスではイエスをメシアと信じるユダヤ人「メシアニックジュ−」の講師の方々から、直接、救いの証やユダヤ人の伝統や文化、ユダヤ人伝道の問題や現状を聞くことができました。カンファレンスの最後に民族や文化の壁を越えて共に祈りを捧げました。今もメシアニックジュ−の数が増え続けていることを知り、聖書の確かさや、希望が持てたことは、視野が広げられたうえに、日々自分が置かれている場所で、小さな者の歩みであったとしても、主に仕えたいと歩み、神の御心を聞こうとする時の大きな励ましになっています。

今回のSLIM19イスラエルツア−、それぞれの思いを持って参加されたお一人お一人、素晴らしいガイドで旅を導いてくださったNさん、ヨ−ロッパチ−ムのリ−ダ−内村先生の存在、奉仕してくださったすべての方々、祈りで支えてくださった皆様に感謝します。

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