日々更に仕えさせていただきたい
聖書に描かれたその場所で毎日御言葉を開き、メッセージを聴くことは計り知れない恵みでした。例えばカペナウムのペテロの家では、中風の人を4人でイエスのもとに連れてきて癒していただくメッセージを聴きました(マルコ2章1-5節)。イエスは中風の人ではなく『彼らの信仰を見て「子よ。あなたの罪は赦されました」と言われた。』とあるように、1人の人をイエスのところに導くにはチームワークが必要だと内村先生が仰いました。私たちクリスチャンは1人1人がキリストの弟子としてお仕えしていますが、決して1人で戦うのではなく、私にも必要に応じてチームが与えられていることを感謝しました。
私がSLIM19で一番語られたのは、復活されたイエスがガリラヤ湖畔で漁に出ていた弟子たちに朝食を用意された場所です。イエスはペテロと初めて出会ったその同じ場所で、再びペテロの献身の思いを確認されました。イエスを裏切ってしまったペテロにとって献身の原点となる場所で、再びイエスとの和解のチャンスが与えられたことにイエスの愛の深さを感じます。いつでも原点に立ち返ってやり直しの機会を与えてくださる神さまに、私も日々更に仕えさせていただきたいと献身の思いが改まりました。
カンファレンス中の同室者のIさんとは初対面でしたので、当然始めに自己紹介をしました。Iさんも私もクリスチャンですから、神様ぬきの自己紹介があり得ない訳で、私はIさんと話を進めながら自分の過去を振り返った時に、これほどまでに神様が私の人生に介入してくださり、導いてくださっていたことを改めて認識し、初日から感謝で胸がいっぱいになりました。Iさんからも毎日証が溢れて、自然と8泊9日のイスラエル滞在がIさんとの証会の連続の旅となりました。
SLIM19ではメシアニックジューの生の声が聞けたことも大きな収穫でした。ユダヤ人の救いのために今後も祈り続けたいと思いました。