「天的」視点を持つ
Schwarzwaldに囲まれた美しい自然の中で、たくさんの方々と共に学び、また祈りあった4日間の中で多くの気づきがありました。今回の「神のご計画に従って召された私たち」というテーマに沿ってお二人の先生からメッセージが語られました。松本先生が語られた、創世記のヨセフ物語による解き明かしの中で、“「天的」視点を持つ”というキーワードがありました。 ヨセフは様々な困難や試練に遭遇しますが、どんな時でも「主は共におられた」創世記39:23とあります。より良い状況の時は、「主は共におられました!」と喜びと感謝を持って言うことができるのに、何かしらの困難にぶつかった時、私の心は不安や思い煩いで一杯になってしまいます。頭では神様は共に居て下さり、全てを益として下さることを知っていても、心の奥底のどこかで完全には委ねられていないのです。 「私たちは天的な視点が持てているだろうか?」この問いかけに、はっとせざるを得ませんでした。問題のただ中に居る時の弱々しく、不信仰な自分の姿をここに来てはっきりと見せつけられたような気がしました。神様は摂理の御手の中で私という、
ゴールまで導く神様
SLIMカンファレンスでは、大会会長の内村伸之牧師により、ビジョンキャスティングが行われます。なぜ私たち(キリスト者)は神と教会に仕えるのか?それは私たちの救い主であり、神でもあるキリストが徹底して父なる神に仕えられたからであり(ピリピ2:5~9)、教会に仕える理由はキリストが十字架に架かる前、過越の祭りを祝うその席で、愛する弟子たちにのちに現れる教会を神が愛しておられ、その頭がイエスキリストであり、それに連なる信者が教会の身体であるように、それぞれがなくてはならない存在としてこの世から召し出され、教会に仕えるものとなるように話されたからです。 さらにキリストはどのように教会に仕えるのかを具体的にその身をもって示されました。「誰でも人の上に立ちたいと思う者は皆のしもべとなりなさい。」(マルコ10:44)。これは、この世とは違う視点(天の視点、神の視点)を持ちなさい。という意味でもあります。この「天の視点で物事を見極めていくこと」はこのカンファレンスのキーワードでした。 クリスチャンはこの世に生きつつ、常にこの視点に立つことを求められているのだと思
主の恵みを味わう
SLIMへの参加の恵みに心から主に感謝致します。今年は、礼拝で毎回告白している使徒信条の内容を今一度しっかり確認し、スモールグループで共に学び、理解を深め合う時間が与えられました。同時にスモールグループのリードもさせていただきました。 加えて、チームとして賛美を持って音楽家としての自分を捧げるという麗しいひと時も与えられました。選曲やミーティングの段階から沢山の恵みがあり、今回も素晴らしい曲との出会いが生れました。 ”学び”では、夏の本帰国を前に、居住地の移動と神さまの計画、寄留者としてのあり方を、創世記や出エジプト記そしてヨセフの箇所、またローマ書8:28を通してたくさん学ばされました。さらに福音の再確認、現在に生きるクリスチャンとしてのあり方、将来的に確実に与えられている恵みの再確認、神様の性質、愛の再確認や再発見といった恵みがたくさん与えられました。 そして今回は、聖餐式の内容についてスモールグループ、礼拝を通して、聖餐式の本当の意味を、主が命がけで与えられた恵みへどう応答するのかという心構えの気付きも与えられました。 今回は、求道のお手伝