日々更に仕えさせていただきたい
聖書に描かれたその場所で毎日御言葉を開き、メッセージを聴くことは計り知れない恵みでした。例えばカペナウムのペテロの家では、中風の人を4人でイエスのもとに連れてきて癒していただくメッセージを聴きました(マルコ2章1-5節)。イエスは中風の人ではなく『彼らの信仰を見て「子よ。あなたの罪は赦されました」と言われた。』とあるように、1人の人をイエスのところに導くにはチームワークが必要だと内村先生が仰いました。私たちクリスチャンは1人1人がキリストの弟子としてお仕えしていますが、決して1人で戦うのではなく、私にも必要に応じてチームが与えられていることを感謝しました。 私がSLIM19で一番語られたのは、復活されたイエスがガリラヤ湖畔で漁に出ていた弟子たちに朝食を用意された場所です。イエスはペテロと初めて出会ったその同じ場所で、再びペテロの献身の思いを確認されました。イエスを裏切ってしまったペテロにとって献身の原点となる場所で、再びイエスとの和解のチャンスが与えられたことにイエスの愛の深さを感じます。いつでも原点に立ち返ってやり直しの機会を与えてくださる神さ
実物を見る方が何倍も素晴らしかった
2019年のSLIMは イスラエル旅行でした(1月31日から2月8日まで)。私の 初めてのイスラエル旅行がSLIMだった事がとても嬉しいです。 いつもSLIMに参加する時に思うのです が、恵まれた学び、スモールグループのメンバーの決め方など一つの教会では体験できない豊かさがあります。 こまかく用意されたプログラム、メッセージや賛美もすべてこの世に存在しない完璧さがあります。SLIMの皆さんと共にとても良い交わりが出来た事を心から感謝しています。 今回のイスラエル旅行では私は一番若いですし、年齢的なことだけではなく、とても未熟です。クリスチャンの先輩たちに色々なフォローやケアをしていただき、この旅で語られた内村先生のメッセージによって霊的成長もできたと思います。 聖書に出てくる場所で、エリヤが偽預言者と戦って勝利したカルメル山。艱難時代に起こる最後の戦いの場所であるメギドの遺跡。イエス様がよく活動されたガリラヤ湖。ナザレの突き落としの崖。カペナウムや様々な場所がとっても素晴らしかったです。情報量が結構多かったので初めはついて行くのが大変でしたが、イ
考えてもみなかった大きな流れの中にわたしもいる
もう一か月半たちましたが、3Dのイスラエル地図を眺めては、イスラエル旅行のことを思い出します。ヨーロッパみたいだった地中海のカイザリア、海も見えるのに山地気候だったカルメル山、平地が広がるメギド、山に囲まれた美しいガリラヤ湖、景色が一変したヨルダン渓谷、水の蒸発で対岸がぼやっと見えた死海、ワジ・ケルトの荒野、街が平らではないエルサレム。イスラエルの地形の複雑さに、地図を何度見ても飽きません。 最初に、ペテロが初めて異邦人に洗礼を授けた場所というカイザリアを訪れたとき、いきなりはっとさせられました。何も考えずに唱えていた使徒信条の「公同の教会」について初めて考えさせられ。そのあとも、知っていると思っていたことを知らなかったと思い知らされることが続きました。 いつも不思議な縁で人生の転機があり、2年前の受洗もやはりお導きの結果ですが、このイスラエル旅行もまたそういう感覚を得ました。 わたしは聖書に興味をもつ以前からユダヤ人に興味があり、それは世界中に離散しながらも民族としてのアイデンティティを維持し続けた事実のためです。この度の聖地旅行とエルサレム会
見た景色や空気感が迫ってくる
今回のSLIM19イスラエルツアーに参加するにあたり、SLIMのヴィジョンに賛同し、「聖書の舞台であるイスラエル」に行ってみたいという思いはあるものの、ツア−日数やすべてを含む費用など、正直に言えば迷いがありました。しかし、神様と個人的な祈りが続き、日が近づくにつれ、聖書的に言えば「空の器を差し出す自分」へと自然に変えられていきました。 気心の知れたミラノ(地域教会)のメンバ−と一緒に、初めてのイスラエルに行けたことも素晴らしいことだと思っています。イエス・キリストが歩まれた地を訪れ、その地形や景色、空気を体験しながら各要所でガイドがあり、共に聖書を開き、内村先生が、御言葉から説教をしてくださり、じっくりと、その御言葉に応答する時間や祈る時間、また自然と促されて共に賛美を捧げる時間があり、旅のツア−も流れが考えられ、組んでくださっている中でも、型にはまらず、自由な雰囲気で進んでいきました。ヨ−ロッパチ−ムのメンバ−は個性豊かでしたが、まとまりやすい一体感があったように思います。聖書に書かれている場所を実際に訪れたことで得るものは大きく、ただ一度の